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システム開発

2023.02.02

マーケティングオートメーションの世界①

こんにちは。事業推進本部の明嵐です。
今回は、マーケティングオートメーションについて、実際に私たちがどのように活用しているかも交えながら、複数回に分けてご紹介したいと思います。

マーケティングオートメーションとは何か?

まずは「マーケティングオートメーションってなんだろう」というところからご説明したいと思います。
マーケティングオートメーションの定義について、決まった定義はなさそうですが、いくつかの本やネットの記事を参考に一言で表すと
マーケティングを自動化すること
と、そのまんまな表現が一番しっくりきそうです。

マーケティングとは?

そうすると、次に気になるのはマーケティングとはいったいなんだろうというところだと思います。
マーケティングの定義について調べてみましたが、確定的な定義がなさそうなのと、人によってばらつきがありましたので、
今回は私の方で売れる仕組み作りやその仕組みに起因するアクションと定義したいと思います。

私が最初に抱いたマーケティングに対する印象は、一連の営業活動の中でも局所的な範囲の活動といったイメージでしたが、
色々調べてみると、どうやら営業活動のほぼ全てがマーケティングに該当すると考えていいようです。
ここまでの話をまとめると、マーケティングオートメーションとは売れる仕組み作りやその仕組みに起因するアクションを自動化することと、ここでは定義して話を進めていきます。

売れる仕組みってどうやって作るの?

マーケティングオートメーションとはどういった概念か整理できましたが、ここから先は実際に売れる仕組み作りやそれを自動化するためのプロセスを考えてみたいと思います。
一言で売れる仕組み作りといっても様々な方法があると思うのですが、今回は一例としてカスタマージャーニーを使った方法をご紹介したいと思います。

カスタマージャーニーとは?

またあまり聞きなれない単語が出てきたかなと思います。英単語の単純な意味としては

  • カスタマー=お客様
  • ジャーニー=旅

となります。ここでさらに、”売れる仕組みづくりを考える”というここまでの文脈を組み合わせれば、なんとなく意味が分かった方もいるかもしれません。

カスタマージャーニーとは

お客様が製品・サービスの購入にいたるまでのプロセスを旅に例えたもの
という概念となります。ふわっとした概念なのでいまいちピンとこない方もいるかもしれませんが、この後で具体的な説明をしますのでご安心下さい。

実際にカスタマージャーニーを考えるにあたり、よくとられる手順としては

1. ペルソナの設定
2. フェーズの設定
3. 各フェーズごとにゴール、タッチポイント、お客様の行動、感情、課題の洗い出し
4. フェーズを引き上げるための各アクションを策定し、表に落とし込む

といった流れとなります。ペルソナというまたもや聞き慣れない単語が出てきましたが、ペルソナについてもこの後どういったものか説明しますので、
ここでは一旦置いておきまして、まずは改めてここまでの話を整理したいと思います。

ここまでの話のまとめ

マーケティングオートメーションとは、売れる仕組み作りやその仕組みに起因するアクションを自動化することです。
売れる仕組み作りの方法の一つとして、カスタマージャーニーを使った方法があります。

カスタマージャーニーの作成~自動化までの手順としては

1. ペルソナの設定
2. フェーズの設定
3. 各フェーズごとにゴール、タッチポイント、お客様の行動、感情、課題の洗い出し
4. フェーズを引き上げるための各アクションを策定し、マップに落とし込む
5. 各アクションを自動化

といった流れとなります。
ようやくマーケティングオートメーションについて具体的になにをすればいいのか、あくまでも一例ですがなんとなく掴めてきたのではないかと思います。

今回はここまで。次回は、私たちのお客様である歯科医院の院長さまに対して、クレジット決済端末を提案・導入していただくまでの流れを例として、マーケティングオートメーションについて深堀していきたいと思います。